囲碁の魅力は
打ちたいところに打てる自由さと、
なかなか答えが分からない深さでしょうか。
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昨日のプロフェッショナル~仕事の流儀~ご覧になりましたか?
盤上の宇宙 独創の一手
囲碁棋士 井山裕太 六冠
何かを成す者の強さ、そして出会いの運ね。
自分の弱さを受け止めているあの師匠さんは素敵だったなぁ~。井山裕太の才能を腐らせなかった、とても偉大な功績ですよねぇ~。
「“力いっぱい 元気いっぱい打ちなさい。” そういうことしか あんまり細かいことは教えませんでしたからね。 私自身はそんなに才能があったわけじゃないですから、自分の個性を押し付けるとか そういうことはあんまりしなかったんですよね。」
石井邦生 九段
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プロ同士の対局では読みの力は拮抗していることも多い。
その中で、時に常識外れとも見れる一手から 新たな展開を生み出してきた。
たとえ定石とは違っても、ここに打ちたいという“第一感”に任せて打つこともある。
相手が誰であっても自分は変わらない。好きなように攻めて勝ちたい。
独創の碁
「結局ひと真似ばっかりしてても勝てないんですよね。常識的にはこっちなんだろうけど、自分はこっちに打ちたいっというのがあったとしたら 自分は ほぼ迷わず自分の打ちたいほうというか それを選ぶようにしてますね。」
安全は最善の策ではない。
「 安全な手というのは ちょっとずつ甘い手というか 最善から少しずつ悪い… 例えば100点の手から90何点 90何点の手が積み重なっていくと 勝負が入れ替わってしまったりする世界なので どちらがリスクあるかっていったら結構難しい 」
囲碁への情熱を失わない為に集中して勉強を行い、短かい時間で切り上げる。
「反省はするけど 後悔とか引きずったりはあまりしない。」
「ちょっと信じられないですね。」 「井山くんじゃなきゃ、打ったら怒られるでしょうね。」
井山の意外な一手に、検討室にいるベテラン棋士はそう呟いた。
しかし井山には、ある直感があった。
石に、気迫を込める
「相手の手が全ていい手に見えているようでは なかなか勝負には勝てないので 誰になんと言われようと自分はこうなんだというのがないとダメだと思う。」
「最後に自分を信じきれなかったという悔しさというか 負けたことよりもそういう悔しさというか…」
自分を信じぬく力
「やはり強い人というのはみんな自分のものを持たれているというか 自分にしかないものというか 自分は絶対にここには自信があるとか 何かそういうところを強い人は持たれているような気がしますね どの時代でも 」
井山裕太にとってプロフェッショナルとは、
「どういう苦しい局面でも どんなに分からない未知の世界に入っても 自分を信じること。 それに尽きますかね。はい。」
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ぷり