全ての事は同じように思える。若い人はピンフリーチを打ち続ければ良いと思う。
いつの日か、痛みが解る時が必ず否応なく向こう側からやってくる。
その先に在るものが感じられるまで、解るようになるまでリーチを打ち続ければ良いと考える。
それが一つの若さの特権でもあるのだから。
前原雄大
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日本プロ麻雀連盟HPにある「第79回雀力アップ上級」みましたか、奥さん
まさに上級講座といった、ワンクラス上の世界のお話でしたねぇ~。
最初の牌姿、【三四22345③③④④⑤⑥⑥ ドラ五m】の何切るに関してはワタクシクラスでも分かるレベルのお話でしたが、その後の問題がワタクスの理解を超える世界のお話だったのデース
二三m34567s①①⑦⑧⑨p西 ツモ‐8s ドラ:白
一発裏ドラの無い日本プロ麻雀連盟Aルール、オーラス北家、10巡目、持ち点28,000点 他家には特に動きがないものとする。ただし、親がトップ目。問題としてはリーチを打つかどうかということである。
Aルールは浮きウマなので、配給原点の3万点を割っていれば2着目であってもポイントはマイナスになるし、逆に3万点あれば、3着目であってもプラスになる。で、この手はリーチを打てば出アガリでも原点を超えるし、待ちも端に掛かったリャンメンで、一般的にリャンメンの中でも優秀とされる部類。そしてリーチを掛けずに居た場合、あがってもポイントはマイナス。普通に考えればリーチの一手である。
しかし、この問題を出された山井pは「打つわけないでしょ(笑)」とからかわれたのかと思い、笑いながらそう答えた。
そして瀬戸熊プロも掛けないと答え、「最後だけ帳尻を合わせようという考え方に問題があると思います。トップ目の親のブレイクチャンスのアシストをするような行為にしか僕には映りません。」と述べた。
前原プロは言う。「ある程度のレベルまで上がればオーラスの子側のピンフリーチは存在しない。順位点よりも、その先に在る勢いのある親側の攻めを警戒する方が、肝心となることを知っているからである。」
もっと分かり易くすると、258s待ちが残ったとしても、ピンフのみだからやっぱりリーチとはしないってことなんでしょうね、やっぱ。。。
点数状況が点数状況なだけに、例え一四mの状況が苦しくても、やっぱこれはリーチと打たなきゃダメなんだろうなぁ~と形式的にリーチと打っちゃうなぁ~自分なんかだと
映像対局なんかでの瀬戸熊プロの麻雀を観てきて、自分のブレイクポイントを逃さない為の手法なんかはだいぶ理解できてきてる気でいたんですが、相手をブレイクポイントに入らせない思考というのをほとんど意識して考えてなかったことに気づかされましたよ、今回のコラムで
そりゃ~当然そっちも考えるならこっちも考えながら打たないといけないですわなぁ~。。。
ぷり