いろいろと試すことはムダではありません。
ムダなことを考えてムダなことをしないと伸びません。
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第12回女流モンド杯 予選第4戦
対局者 :愛内よしえ × 和泉由希子 × 水瀬千尋 × 宮内こずえ
実況:土屋和彦
解説;梶本琢程 ゲスト解説:二階堂亜樹
亜樹「“誰でも打てる麻雀”を打つのであれば、結局全部正解を出さないと説得力がないんですよね。押し引きにしても、リーチ判断にしても。なんでそれって、逆に辛いんじゃないかな?って。」
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これはさすがに受け入れが倍以上違うのでドラの北切り一択ですね。
平和になる有効牌はいっぱいのこの形はピンズマンズどこも崩せないし、4sひいてタンピンになれば十分本手になる。
そして現在は全員横一戦の東1局。で、切り出すドラは北家にしか役牌じゃない牌。
こんなの北以外切るプロおらんやろwww
∑(゚Д゚)アッ… w
シンプルにブロック分けするならば、12346sで2ブロック、ニ三mで1ブロック、④④⑤pで1ブロック、⑦⑨⑨pで1ブロック、とすると②p切りとなるわけで、牌効率だとソレが一番広い。
しかし下目の三色なんかに色気を出すと、②pが切れなくなる人も結構多いのでは?
けど三色だと引く牌が限定される上に、フィニッシュでブレる形だったり、愚形残りだったりとなるわけですから、素直に平和ドラ1を目指すのが手順ですよね~。
で、水瀬プロの選択も②p切り。
これに関しては4面子目はどうせ⑤⑥pのリャンメンターツで作るのでって思考で、まだドラを切らずに⑨p切っても、
打点MAX見つつ、ペン⑦pチーテンのドラ単騎でも良いかな?って思考で、打⑤pとしても、
別にどっちでも間違いじゃないと思うし、悪い選択だとは思いませんが、
一番手広いのはもちろん發切り。
⑧pや⑨pの重なりでも平和聴牌、⑤pや⑥pの重なりでも三色確定形の聴牌、⑦pビキでもノベタンの高め三色聴牌か三色完成形の単騎聴牌、④pビキの単騎聴牌になるのだけ、実質まだ一向聴みたいな感じで即リーチしづらいし、高くなる可能性もないので嬉しくないかな?って感じ。
先述の通り、これに関してはどれ選んでも打ち手のタイプが「へ~そうなんだ~」ってぐらいにしか思いませんが、個人的に一番強いと思う選択はドラの發切りですね、ええ、ええ。勿論1発勝負の頭取りとかだと打点MAX逃さない打法がオススメになりますが、取り合えず12分の8を目指す一発裏ドラ有りのリーグ戦だと發のがオススメ手筋ですね、ええ、ええ。
で、水瀬プロの選択も打發。ほ~
一番手広いのは1s切り。で、牌効率を重んじるタイプとおぼしき水瀬プロの選択は、やっぱり1s切り。
しかしこれに関していうと、手役もドラも絡まない手ですからね、南が自風ということでそれも使えるように打7sのが優秀かなぁ~??
勿論、ペン三mに感触なければ全然そこを払っていっても、一旦カン6sと南の受け入れで狭いが、まだまだ組み変えれますからねぇ~フリテン残りになるような箇所もまだ殆んど作ってないし。
アガりまでの効率だと、7sか1mって感じかな~??
まぁ~あんま楽しい手じゃないし、個人的にはこの手あがり損ねたからって気にならないんでぶっちゃけどうでもいいけどw
しかし態勢論的にもデジタル的にも、こういう手でもキッチリ打って、アガりの目があるならしっかり捕らえないといけないんだろうなぁ~(´・ω・`)
しかし和泉プロの選択は⑧pツモ切り。
まぁね、この2向聴時の受け入れに大差ないし、結局一向聴になった時に大体もう一方も切られるわけですが、⑦pを次にひいてきた時、ニm重なった時、七mひいてきた時、の一向聴形を考えると、やっぱり八m切らないとダメですよねぇ~(。・ε・。)
ラス目だし、ぶくぶくに構えるなら東。4トイツになったことだし、チートイも見据えつつ、横の目も残して広くなら5s。
しかし宮内プロの選択は打一m。
つまりこれは手なりののみ手は拒否し、打点の見込める手を組む為の手順ですねぇ~。チートイツ、リャンペーコー、もしくはドラを使ったリーチ、そういった高くなる手は逃さないぞ!ってやつですね
宮内プロってこういうタイプでしたっけ? 昔は割りと先制リーチでイニシアチブを獲りに行くようなイメージあったんですが…。
ここでも字牌抱えて打一mΣ(・ω・;|||
打点云々よりもカン二mが嫌いなのかな?w
この1s9sの選択は、ちょっと選びようが無いですねぇ~。もうちょっと巡目が深ければ、場に安そうな方だとか、上家から鳴けそうな方だとかいった選択の指針となる情報が拾えるかもしれませんが、この程度だと思い込みの域でしかなかったりしますからね
で、字風でドラの東暗刻の愛内プロ。ここでまさかの中トイツ落としで降りを選択!?
その前から安全牌として抱えてたような牌を切って数牌を持ったので、「あれ??」って違和感を感じてたんですが、まさかここから降りるという選択があったとはなぁ~。
まさに「その発想は無かった!」ってやつw
宮内プロとは200点差。聴牌ノーテンで逆転される差なわけで、ドラの東3枚暗刻で持ってるし、ヤミテンで打っても大事故は起こりにくい。つまり宮内プロに打っても結局同じことと考えれば、押し得。中トイツ落としなんか見せたら例え宮内プロがちょっと臭いとこひいて降りるなんて選択肢も無くなるわけで、もはや聴牌する為の牌が切れ捲くってるとはいえ、聴牌気配ムンムンにツモ切り続けてるんですよね、ボクなんかだと。
けどさ、例えこれ運よく聴牌して流局した場合でももう一局あるわけで、宮内プロも聴牌なら次オヤッ被りで2着順ダウンもあり得るわけですよね、この点数状況って。宮内プロが聴牌してないなら自分も伏せて終わった方がトップが確定するし、そして何よりこの局でも手役を狙ってきている水瀬プロにダママンとか打てば2着順ダウンもあるわけで、どうせ聴牌しない手だと判断したなら2着になるのも受け入れてキッチリ降りる方が良い巡目に入ってるわけだ!
こうやって後から考えると降りのが良いのかな?って思えるけど、実際自分が打っててあの手貰ってたら、「何で聴牌しねぇ~んだぷんぷん」って沸騰してるだけで、降りるなんて思考は微塵も浮かばなかっただろうなぁ~
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♯3の記事の最後に展開予想した通り、これまでの予選とは打って変わってカラい勝負で進行してたんですが、
オーラス1本場、アガりトップの宮内プロがタンピン三色ツモのダイナミックトップ獲り!
南4局に入ってからは結局大物手が飛び交いましたね!w
~ 結果 ~
宮内 38000 +48pt
愛内 25700 +5,7pt
和泉 21700 -18,3pt
水瀬 14600 -35,4pt
不長期を抜けて前回大会で旋風を巻き起こした宮内プロがトップ!この大会でも大暴れとなるのか!?
初戦トップ、2戦目2着と初出場初優勝のガレナーを継承し、ポイントを伸ばした愛内プロ。内容的にも光る一面がある選手ですよね!
初戦も3着で今回も3着で終わってしまった和泉プロ。まぁ~同大会優勝経験が2度もある選手ですから、小さなマイナスで抑えている内はまだまだ全然巻き返しが狙えますよね!
初戦3着で、今回ラスの水瀬プロ。ポイント的にも苦しいけど、どっちもオーラスに入ってから親のリーチに放銃して転落という“感じ”が良くないですよね、これって。折角掴んだ2度目の出場の機会ですが、ちょっと今回の大会は予選落ちかな~(´・ω・`)
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次回 予選第5戦
対局者:
魚谷侑未 × 二階堂瑠美 × 水城恵利 × 和久津晶
ゲスト解説:黒沢咲
初戦トップの水城プロ、初戦2着の魚谷プロ、初戦2着の瑠美プロ、初戦ラスの和久津プロ、ここから誰がトップを取って抜け出すのか、楽しみですねぇ~
組み合わせ的にも、見応えのある対局が見れそうです
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ぷり