第１２回女流モンド杯 ♯５

たびたび井戸から水を汲むと、必ず濁る。

同じように、物思いをすればするほど心は乱れる

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MONDO麻雀プロリーグ 14/15 season

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第１２回女流モンド杯予選第５戦

対局者： 魚谷侑未 × 二階堂瑠美 × 水城恵利 × 和久津晶

実況：土屋和彦

解説；梶本琢程

ゲスト解説： 黒沢咲

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東１局、親の水城プロがオタ風南から仕掛けてトイトイの２副露。

そしてドラの北暗刻、役牌の發暗刻の魚谷プロがリャンメンチーして単騎聴牌を入れ、すぐに出あがり８０００。

まぁね、ドラも暗刻、役牌も暗刻とかそりゃ恵まれた手牌でもあったんですが、最後の単騎選択で⑦ｐと⑨ｐのチョイスを多くの人は特に考えることもなく端っこだから⑨ｐ待ちにして、もっと良い牌ひいたら変えるって感じにするんでしょうけどね、これ⑦ｐ待ちにして、すぐアガれたってのはたまたまにしても良い結果拾う姿をこういう映像対局の舞台で見せると「おお、さすが魚氏！やっぱ違うなぁ～。」と感心させられちゃいますよねぇ～(´∀｀)ﾈｰ

というわけで、序盤リードしたのは魚谷プロだったんですが、そこからアマゾネスのパイルドライバーやドラゴンスクリューが炸裂し、トップ目へ！

やはり慣れない横綱麻雀より、“超攻撃アマゾネス”にはこういう力業の方が似合いますよねぇ～(´∀｀)ﾈｰ

というわけで、この予選第５戦はトップ：ゾネス、２着：ｷﾞｮｷﾞｮｷﾞｮ、注目は競ってる３着４着のラスの押し付け合い…

になるのかと思いきや、

今シリーズのキーポイントになりつつ“ラス親”。それが今半荘でも躍動する。

流局連ﾁｬﾝで繋いだ１本場…

メンタンツモオモ１ウラ４の８０００は８１００オールΣ(･ω･ﾉ)ﾉ！じぇじぇじぇ

そして再び聴牌連ﾁｬﾝし、トップ目へ。で、迎えた３本場。

ここでも一つポイントがあったんですねぇ～。水城プロ、ホンイツ聴牌。中と東のシャンポン待ち。ツモればどっちでもラス回避、出あがりは東だけ出場所を選ぶ（魚直条件）。

で、直後ゾネスから出た東を見逃し、ラス回避を目指す、水城プロ。

まぁね、巡目も早いし、残り１枚の東は絶対に山にあるわけだからね、次巡２枚目がまたゾネスが東切ったらそりゃアガって受け入れるだろうけどね、一回見逃してラス回避狙うのも全然あると思うんですよね。

ただ、この時はゾネスにも仕掛けが入っていて、親からもドラポンが入っているという２軒に仕掛けが入っている状況。シャンポン待ちで一枚スルーだとMAXで山３。浅ければまだいいが、王牌はもちろんのこと山に深くても他２軒の仕掛けに対し、速度負けすることだろう。

上家から切られて魚谷プロが下家に位置してるだとか、他に仕掛けなど入っていないとか、デバサイかツモで２着順UPするだとか、天鳳みたいにマイナスの比重が全てラスに掛かるルールだとか、そういうんだったら見逃しの価値も上がると思うんですが、

これはリーグ戦の予選自身２戦目。初戦トップと取ってる。１着順で１０ｐｔしか変わらない。争ってるのは同卓してる３名だけでなく、他に８名居る。２軒仕掛けが入っている状況で、速度は分からないが親の手は確実に高い。そう考えるとラスを受け入れて５２００は６１００＋供託１をGETして終わらせた方がお得なような気がするんですが…いや～難しいですねぇ～４人で対戦する麻雀ってゲームは＾＾；

上手くいけば「やるじゃん、水城！」ってなるし、しくると「どうだったかな～この見逃しは…」ってなるぐらいの話だと思うんで、ここは「上手くいけば勝負勘が良かった！」、「失敗すれば勝負勘が悪かった！」ってことでいいっすか？ｗ