「麻雀プロリーグ」とは1年にわたり繰り広げられるプロ雀士によるTV対局最高峰のリーグ戦。
「女流モンド杯」(女流雀士限定)、「モンド杯」(50歳未 満男性)、「名人戦」(50歳以上男性)の3タイトル戦を開催し、各シリーズ優勝者と前年度のグランドチャンピオン(「モンド王座決定戦」優勝者)の4名 により、最終決戦対局「モンド王座決定戦」にて本年度のグランドチャンピオンを決する。
MONDO麻雀プロリーグ 15/16 season
http://tb-mah-jong.mondotv.jp/
第13回女流モンド杯 予選第3戦
対局者:(起家から)
解説;梶本 琢程 ゲスト解説:愛内 よしえ
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東1局 ドラ;白
牌牌でドラの白を持っているのは黒沢プロ。しかし1枚だけだと、逆に足枷か
2段目に入り、イーシャンテンは魚谷pと池沢pと黒沢p。
魚谷p 六七②③④④⑤1117東東 ツモ白 打7s リャンメンリャンメンながらリーのみのイーシャンテンだっただけに、この白ビキは打点の種として歓迎するところか 白はまだ山に2枚残っている。これを重ねてから、リーチといきたいところ。いや、重なればダブ東ドラ2と仕掛けても十分となるだけに、どこを落とすか選択が難しくなるか。
池沢p 三三四五③④⑧⑧34678 ツモ二 打三 メンタンピンのリャンメンリャンメンのイーシャンテンと既に良い感じの手だったが、このツモ二mで345だけでなく234の三色も追える、入り目がどれでも高め三色のテンパイになる個人的に大好きなイーシャンテン形に ここは既に勝負手
黒沢p 三四七八九①①⑤⑥456白 ツモ⑨ 打⑨ ピンフのリャンメンリャンメンのイーシャンテン。しかし打点系の黒沢pとしては、白が重ならないことにはテンション上がらない感じでしょうねぇ~
最初にテンパイを入れたのは黒沢p。平和のテンパイになりドラの白をリリース。ヤミテン。
池沢pがツモ切った東を仕掛け、更に手広いイーシャンテンになる魚谷p。ポンして打白により、2900か3900って感じで打点が見えるだけに、勝負手の池沢pは全部勝負か 平和のみの黒沢pは、このままダマツッパをするのか、リーチでぶつけるのか、撤退も視野に入れるのか
池沢pからツモ切られた5mを黒沢pがキャッチ。打点系の黒沢pとしては成り行きでアガらされた捌き手のアガリなど不満でしかないかもしれないが、親番を蹴られた魚谷p、勝負手を蹴られた池沢pにとっては痛い一局となった。
東2局 ドラ:六m
先制したのは前局アガった黒沢プロ。
ニ三三四五六七八八⑤⑥⑦6 ツモ5s
今度は本手メンタンピンドラ1でも打点十分なんで理想的入り目候補№1は7sだあったが、5sでも高め三色とハネマン狙えるテンパイ形ですから、納得感のあるテンパイ形でしょう
そして、安めツモながら裏1乗せて3000・6000 やっぱ打点系はこうでなくっちゃね
東3局 ドラ:5s
最初にテンパイを入れたのは、前局前々局と連続アガリの黒沢プロ。中ポンテンの2-5s待ち。ドラ筋の2sなら、出アガリも十分ありえるだけに、3局連続アガリは堅いか
しかし2sは山1、5sは山2、山にはドラの方が残っている
おおっと、そしてその黒沢プロの2sを重ねてテンパイを入れたのは池沢プロ
三四五五六七⑤⑥23567 ツモ2s 打3s
タンピンドラ1高め三色、先ほど黒沢プロが安めでアガった567の三色を、池沢プロはキャッチすることが出来るのか!? そして、動きを入れている黒沢プロの現物、場況の良さからダマで⑦pを取りに行った~
おっと、カン4sチーでタンヤオのイーシャンテンに手を進める魚谷プロ。そしてこの鳴きで恐らくスルーしていたら自分が掴んで放銃していたであろう⑦pを水城プロへ送り込んだ~
そして水城プロは、その⑦pを魚谷プロのチーテンのケースも視野にキッチリ止める盛り上がって参りました~
あぁ~と、しかも黒沢プロのツモアガリだった5sも食いっとったぞ、魚谷プロこれが魚谷流亜空間殺法なのか
そしてその5sは勿論切れないので、池沢プロからツモ切られた八mもポンテンも取らない魚谷プロ。絶妙のジャブでしたねぇ~
ん?解説で池沢プロの8sツモ切りが強いとか言ってるけど、黒沢プロのポンテン直後に魚谷プロが通してて、その後手出し0ですけどね、黒沢プロ
池沢プロ、黒沢プロ、2人テンパイで流局。
東3局1本場 ドラ:③p
3巡目に池沢プロがチートイツのイーシャンテン。
二三三四四11344667
まぁメンツ手の2シャンテンって結局はなるのかな?w
しかし、そんなことを言っている場合では無かった3巡目にリャンメンリャンメンのイーシャンテンのなった魚谷プロが、4巡目に先制リーチ
二三四③④⑤⑦3467中中 ツモ2s リーチ打⑦p
と、いうことは・・・
5巡目、魚谷プロ
ニ三四③④⑤23467中中 ツモ8s ドラ③p 裏ドラ④p
リーチ・一発・ツモ・ドラ2 2000・4000(+300)
東4局 ドラ:2s
8巡目、白暗刻のテンパイとなった水城p。西単騎で先制リーチ!
これを受けてのオヤ番黒沢p。
②③③246西西西發發發 ツモ⑨
親ということで完全自己都合なら勿論ツモ切りですが、水城プロの河にピンズが高い。この半荘トップ目の立場から、このラス目のリーチの一発目にこの臭いところは切りたくないところ。では粘るなら?發は役牌なんで、暗刻の西に手が掛かってもおかしくない局面でしたが、河的に変則手の可能性もあると西単騎もしっかりケアして場1の發の暗刻落としへいった黒沢p。偉いなぁ~
9陣目、魚谷プロ。辺3s待ちでテンパイが入り、追いかけリーチ
水城プロの手がチートイツと読んで、単騎との捲り合いなら勝負は五分ということなのか
再び サム キター Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒(。A。)!!!
と、いうことは…
10巡目、魚谷プロ
一二三八八⑥⑦⑧12567 ツモ3s ドラ2s 裏ドラ⑤p
リーチ・一発・ツモ・ドラ 2000・4000
東場を終えて点棒状況は・・・
魚谷37,8 水城12,4 池沢16,4 黒沢33,4
魚群リーチ攻撃で、魚谷プロがトップ目に立って南入。このピチピチした鮮魚の勢いを止める選手は出てくるのか!?
注目の後半戦へ
南1局 ドラ:白
東発に続き、ドラが白。魚谷プロの親番にドラが白になるガレナー・・・なんてことは言いませんけどね、ええ、ええ。w
10巡目、魚谷プロ
三四五③④4567899白 ツモ6s
高め三色にならない入り目でのテンパイ。まぁトップ目だし、白切ってヤミ。からの、3sひいて高め三色へ変化したらリーチ、そんな感じかな~?との予想とは裏腹に、魚谷プロの選択はテンパイ即リーチ
ドラの白とはいえ、親リーチが入ったとなると不安定な形では鳴きづらいですからね、一番強く出た一手ということだ・・・いや、もしかすると一発ツモのガレナーを感じての即リーチという線もワンチャン… w
この白を仕掛けたのは池沢プロ。
①②②②③⑤⑥⑦⑧⑧⑨白白 ポン白 打⑧
④⑦p待ちでテンパイ。白ホンイツドラ1、イッツーなんて付いても付かなくてもハネマン確定
おおっと既に自身がハネマンが確定している上に親リーチが入っているこの状況で、白を果敢に加カンし、積極的に攻める池沢プロ 新ドラは中で乗らずだが、これで高め倍満に
おおっと、この親リーチとドラ4確定の仕掛けの勝負に割って入ってきたのが水城プロカンが入って裏ドラ2種見れるようになったということで、タンヤオのカン6s待ちでツモ切りリーチソウズが場況良しとの判断もあってなのか!?なかなか勇気のいる参戦ですよねぇ~これは。
しかし水城プロのこのリーチは、リーチ棒を出すだけの簡単なお仕事です。となる、池沢プロの⑦pツモアガリで決着!
3000・6000のリー棒2本付き、うめぇ~
南2局 ドラ:⑨p
魚谷30800点、池沢と黒沢が30400点、そして自身は8400点、一人置いていかれる格好となった水城プロの親番。配牌が・・・
三七①⑨127東南西北白白中
・・・きゅ、九種十牌w お、終わった
国士イーシャンテンまでいくも、黒沢プロに9sが4枚になり、アガリ目0に
そして黒沢プロ、リャンメンリャンメンのイーシャンテンならば即暗カンで勝負に行く手もあったのですが、テンパイしてからの暗カン。
三四五②③23669999 ツモ4s カン9s
あれ?そういえば、黒沢プロの名前って・・・
キター Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒(。A。)!!!
三四五②③23466 カン9s ツモ④ ドラ:⑨p カンドラ:③p
門前清自摸和・嶺上開花・ドラ 2000・4000
南3局 ドラ:③p
9巡目に黒沢プロがテンパイ。
二三四①③④④⑧⑧⑨789 ツモ⑧
トップ目でもありますし、ドラ表示牌待ちのカン②pテンパイなど取らずの柔らかいフォームでいくのかと思いきや、黒沢プロ、即リーチ
黒沢咲というプレイヤー的にこの即リーは無いかと思ったんですが、分かってねぇ~なぁ~オレは
11巡目、魚谷プロもテンパイ追いつき、追いかけリーチリーチドラ1、ニ五八m待ち
この追いかけリーチを受けて黒沢プロ、ツモ⑧p。そして暗カン。自分の待ち悪いし、魚谷プロは手出し⑦p⑤p7sでのリーチなんで、⑧pは結構通りそう。本当はツモ切っちゃいたいけど、咲なんで、名前が咲なもんで、これをカンせずとか出来ないわけですよね、黒沢プロとしても ←ほんとかよw
しかし東場に魚群リーチによる2局連続の一発ツモあがったように、
まさかここでも“咲”による2局連続嶺上開花のガレナーが・・・
しかしこの暗カンで、魚群リーチによる一発ツモを阻止
が、魚谷プロがツモったのは新ドラの二m
リーチ・ツモ・ドラ2 2000・4000
魚群、強し
南4局 ドラ:二m
オーラスを迎えての点棒状況が、
魚谷37,8 水城2,4 池沢24,4 黒沢35,4
最初にテンパイを入れたのはトップ目魚谷プロ。タンヤオドラ1のカン三m待ちで、ヤミテン。
3段目に入り、②pポンと形テン仕掛けに動いたオヤ番黒沢プロ、イーシャンテン。そして次巡、サクっと形式テンパイが入った~!
ド終盤、ドラの二mと發のシャンポン待ちでリーチを掛けた、水城プロ。山にはまだ發が生きている
しかし、結果は3人テンパイで流局。決着は次局に持ち越された
南4局1本場 供託;1 ドラ;3s
⑤pポンと仕掛けたのはトップ目魚谷プロ。テンパイ打牌でドラを1枚切っての四七m待ちテンパイ。
これを池沢プロから出アガリ、タンヤオドラ1の2000は2300。勝負を決めた
【結果】
魚谷 42100 +52,1pt
黒沢 36400 +16,4pt
池沢 19100 -20,9pt
水城 2400 -47,6pt
ディフェンディング、そして王座の魚谷プロ盤石のトップ
夏はやっぱり海物語ですね
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ぷり