自信は言葉では育たない。
本を読んでも人から聞いても、自信はつかない。
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第14回モンド杯 予選第10戦
滝沢和典 × 井出康平 × 瀬戸熊直樹 × 鈴木達也
ゲスト解説:夜も元気に攻めダルマ♪
東1局 親:滝沢 ドラ:②p
ここまでのポイント状況を表すかのように、まとまった手牌の入る3者に対してバラバラの苦しい手がくる鈴木達也。しかし手が悪いということは放銃に回る心配も少ないわけで、他者3人でバチバチとやりあって貰って、自分はラス親あるので我慢我慢の展開から、最後シンガリから直線で大外一気の大捲くり劇をキメたいところ。
しかし以外とみんなもたついて、ファースト聴牌は13巡目。井出プロ、カン③p引き入れ、役無しドラ1のカン七m待ち聴牌。ダマ。
そして同巡瀬戸熊プロもドラのカン②p入れての聴牌。カン7sに受ければ678の三色だが、安いソウズにおいてこの巡目でも唯一の生牌である7sは当然縦持たれされてる線が濃いので形でピンフドラ1の47sに受けると。7sがもう少し狙えそうな状況なら、巡目も巡目だしカン7sダマもあるのか?!ないのか?!どっちなんだい?? あ~る w ・・・いや、ないな。瀬戸熊プロは例え7sが1~2枚場に出ててもリャンメンでリーチかな?
結果、瀬戸熊プロの1人聴牌で流局。
東2局1本場 親:井出 ドラ:②p 供託:1
ファースト聴牌は瀬戸熊プロ。13巡目に役牌暗刻になってのカン⑦p待ち。ダマ。④④⑥⑥⑧から聴牌打牌が⑥p。自分なんかだと単純にドラのことを考えて一回シャンポンで③pや②pビキにも対応できる形に受けてのダマにしそうだが、これは場況的にダマでカン⑦pが拾えるって判断の下でこう受けたってことなんでしょうね、ええ、ええ。
そしてお見事、一向聴の滝沢プロがすぐさま⑦p掴み、1300は1600の放銃END。手から⑥p出てきたタイミングでのこの⑦pビキ、そしてピンズの高い捨て牌の瀬戸熊プロの河、ちょっと考えたが結局でていくんですよね、ノーテン罰符払うのとこのダマテンに刺さるリスクを冒してでも手を進めることの選択の中で…。
瀬戸熊プロとしては本手ではないものの注文通りのアガりが拾えて気持ちが悪かろうわけがない。そして打った滝沢プロとしても、まぁ~この値段ならむしろ引かなくて良かったって思えるかな?
東3局 親:瀬戸熊 ドラ:7s
井出プロが渋々な役牌2鳴きで仕掛けていく。
瀬戸熊プロがイッツーもピンフも崩れる入り目⑥pの七m八mの並びシャボで聴牌で、ダマテンを選択。すぐさま六mビキでピンフ変化の五八m待ち、ダマ続行。
123の三色固定で四m先切りしていた達也プロ、カンニm聴牌しリーチ!山2。
すぐさまそのニmを掴む滝沢プロ。しかしハンサムは既に瀬戸熊プロの聴牌打牌②pのとこから受けに回っていたので出ない。
で、最後のニmは…井出プロのところへ。こぼしちゃって見せ牌となった一mを暗刻にして聴牌し、達也プロのアガり牌をツモってきてのフィニッシュ!井出プロの状態が良いからなのか、達也プロの状態が悪いからなのか…まぁ~どっちもだなw
手材料が揃ってないところからの始動だった井出プロが、運よくトイトイに仕上がり1300・2600のアガり!ヒュー
東4局 親:達也 ドラ:六m
10巡目、ファースト聴牌はなんと親の鈴木達也プロ?! “なんと”とはまぁ~失礼な感じだが(w)、これまでの状況を見てると・・・ねぇ?w
しかしやっぱり待ちは苦しくドラ表示牌のカン五m待ち が、リーチ三色ドラ1の親満手 …けど、純カラ みたいなねwww
13巡目、瀬戸熊プロがペン③p引き入れ、ピンフ完成イッツーの25s待ち聴牌し、ドラの六m叩き切っての追いかけリーチ!親相手でも、この巡目からでも迷いなく、澱むことなくドラを勝負できる!これが瀬戸熊さん家の直樹さんじゃ~ヽ(`Д´)ノ ww
てか、達也さんの待ちのドラ表を雀頭にしてて、入り目ペン③pでイッツー完成、見てる側からするとアガる気しかしないですよねw デジタルさんからすれば何言ってんだって話ですがwww
てか、瀬戸熊プロの聴牌13巡目多くね?w
結果、見事17巡目に瀬戸熊プロが最後の5sをツモりあげ、2000・4000の満貫ツモヒュー
南1局 親:滝沢 ドラ:⑨p
7巡目、サクサクサクっと有効牌連続ビキで、井出プロがピンフ聴牌。直前に親が切った牌が待ちで、闇を選択。
同巡、瀬戸熊プロが役無しドラ1の八mと8sのシャンポン聴牌し、ダマ。六m切ってるし、嬉しい手変わり牌が7sビキしか思い当たらないし、ドラも1個あるし、見た目上ファースト聴牌だし、ボクなら間違いなくリーチいってるんですが、このダマの理由は是非とも対局後にでも聞いて欲しいな~。
次巡、親の滝沢プロがチンイツへ九mチーして仕掛けを入れ、瀬戸熊プロはドラをもってきて、カラ切りリーチ!親の仕掛けも入って、八mも1枚見えちゃって、前巡より状況悪化して逆に今度はボクなら迷ってしまいそうなところでリーチといく。この辺の間合い難しいなぁ~。まだまだ瀬戸熊プロ研究が必要ですねぇ~^^;
10巡目、井出プロがダマのまま5sをツモって納得の4本7本。井出くん、イイネ!
南2局 親:井出 ドラ:九m
親の井出プロがチートイツ一向聴からシャンテン数の変わらない鳴きで仕掛け、タンヤオトイトイへ。連チャンでも良しのタンヤオの保険もかけず。この仕掛け&構えは脂っこいところの中張牌ばっか残っちゃって、疑問の残るところですねぇ~康平ちゃま。野良麻雀っぽい匂いがプンプン
しかし、滝沢プロに③p鳴かせて戴いて、タンヤオトイトイの聴牌を入れる井出プロ。
が、この局の結末は達也プロがダマで役牌の南をツモあがり。500・1000と値段こそ安いものの、親の仕掛けで⑧pが無いことが発覚し、789の三色狙いから変更を余儀なくされてのこのアガり。これまで展開に恵まれていなかったが、ここで他者の微妙な動きで道を示されアガりへのルートが用意される。ガレナー派からすると、何かが変わる条件は整いましたよね
南3局 親:瀬戸熊 ドラ:東
ファースト聴牌は滝沢。三色崩れの入り目でピンフのみの聴牌。一四m待ち。手変わり待ってダマにしてたが、瀬戸熊プロがドラの東を1枚抱えたタイミングでツモ切りリーチ!相手の手牌進行への読み、間合いと取り方、ハンサムだわ~さすがハンサムだわ~
行く構えにしていた達也プロですが、すぐにドラの東を掴まされる。井出プロも一向聴だったがドラの東を抱える役なし愚形残りなので撤退を余儀なくされ、親の瀬戸熊プロも同じく。完全に1人旅。
結果、滝沢プロの1人聴牌で流局。
南4局1本場 親:達也 ドラ:8s 供託:1
7巡目、滝沢プロがハンサムすぎるメンチン高め一盃口の聴牌。聴牌までにツモってきた牌はピンズと北だけ∑(゚Д゚) ダマで出っぱね、高めツモなら倍満で、どちらにせよ一撃捲くりと。
で、これを9巡目に井出プロから⑤pを出あがりハンサムすぎるハンサムトップ
南2局に微妙な仕掛けをしてしまった井出、南3局に絶妙な間合いでのツモギリリーチを見せた滝沢、明暗クッキリ
…てか、何かが変わるはずだった達也プロは?あれ~ w
【結果】
和典 32900 +42.9pt 【+80.6pt】
直樹 32500 +12.5pt 【+47.3pt】
康平 17600 -22.4pt 【+39.7pt】
達也 17000 -33.0pt 【-191.8pt】
※【】内はトータルポイント
またもトップ届かず2着だった瀬戸熊プロ。しかししっかりポイントを伸ばしてきましたなんだか鳳凰位陥落後のA1リーグで魅せたような安定感っぷり。暴君ということばのイメージでは完全なるHRバッターですが、実のところは3割30本30盗塁の男なんでは…ってなんの話やΣ\( ̄ー ̄;) w
今回は見ながら同時にブログも書き進めるスタイルでいってみましたが、達也プロに“何かが”起きなかった以外は大体予想通りの展開ですよねw てか“何か”さん起こってあげてよ~可哀想すぎるよ~(´・ω・`) あまりに不調すぎて事案“左手問題”発生させちゃってるじゃんw
麻雀とはほんに恐ろしいゲームやで…。
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次回 予選第11戦
メロンパン × ダルマ × ハンサム × リッチ
これはちょっと今シリーズの状態からの展開予想も難しいメンツが揃いましたねぇ~。…あ、ということはだ、予選第12戦は下位層の石橋・達也・山井の3名と、まだトップはないもののラスもひいていない瀬戸熊プロの対戦になるんだ!!!唯一トップをとったことのあるのが山井プロですからね、これは瀬戸熊プロの今シリーズ初トップ、しかもKKT発動のデカトップが見れるのか~?!単純トップのみならず素点も叩きにくるであろう3名を、逆に美味しく狩っちゃってくださいな
予選11戦のみならず、早くも12戦が楽しみですねですーね
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ぷり