麻雀は手牌の良し悪しとツモの強弱で押し引きを図る。
これを 牌の力学 と言う。
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MONDO麻雀プロリーグ 14/15 season
モンドTV
http://tb-mah-jong.mondotv.jp/
第15回モンド杯 予選第8戦
対局者 :
滝沢和典 × 瀬戸熊直樹 × 佐々木寿人 × 新井啓文
実況 : 土屋和彦 解説 : 梶本琢程
ゲスト解説 : 井出康平
起家~ ハンサム クマ ダルマ 新井啓文
■東1局 ドラ四m
親番滝沢がダブ東をハンサムポンで仕掛けていき、ハンサムゴッパー②⑤p待ち聴牌。捨て牌的にもピンズが高く、最終手出しが④pともなると、ハンサム補正でワンチャン染まってるまであるのか?!と周囲の警戒度は高い。
そんな中、新井がチートイドラドラの聴牌で追いつく。待ち選択は今しがた親がツモ切った5s単騎か、⑧p単騎。アガリを取るという意味では5s単騎にしたいところだが、⑧pが滝沢に刺さる可能性、⑧pをプッシュしたのを受けた上で脇が5sを切ってくれるのかどうかの可能性、色々加味した上で、新井は⑧p単騎を選択。
同巡瀬戸熊もチートイツの聴牌。5s切って3s単騎。これを新井が5s単騎にしていると、瀬戸熊も今しがた通ったばかりの5sで沈黙のスナイプを企むだろうから、どっちが先に変えるかの我慢比べみたいな睨めっこが始まり、その間に滝沢のアガリが生まれてしまうのか、どっちかがどっちかに振り込むのか、そっちのコースの選TAXIも見てみたいけど、ウチの近所には竹野内豊が運転してる黄色いタクシーは走ってないのでそれは叶わぬ夢物語・・・。
で、この局の結末は、⑧pを滝沢が掴み、困った表情を浮かべ溜息をつきながら空切りをして、6400の放銃。五mひいた時もちょっと空切りしたそうなところをヤ~メっぴってしてたけど、⑧pは空切るのねw
■東2局 ドラ白
新井のトイトイ仕掛け vs 瀬戸熊のドラポン
上家が滝沢な分、パーフェクトな下家ケアで瀬戸熊は2つ目を鳴かせて貰えず、聴牌すら入らない。
聴牌している分、アガリの可能性があるのは新井。自力でツモアガリ、1300・2600。
打点もそこそこある手で連続アガリ!!!
遂に新井のターンがやってきたのか!?
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しかし、我慢を覚えた攻めダルマがここまで我慢の展開から、南3局の親番で遂にキッカケを掴み、一気にブレイク!
大きなトップ目へ抜け出す!
で、終わってみると・・・
【結果】
寿人 49700 +59,7
和典 26000 +6,0
啓文 17900 -22,1
直樹 6400 -43,6
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瀬戸熊プロは厳しいラス。こういう打開策の見つからない展開でのラスは、一番堪えるなぁ・・・見てて。
①④⑦pのリーチもさ、もう少し条件が厳しい状況に追い込まれていれば、フリテンリーチも視野に三色手替わり待っての567ツモ、裏1で跳ツモを捉えられていたわけだが、1300・2600でもオーラス満貫条件が残るなら即リーチ打つもんなぁ~絶対。いや~厳しい。
このままズルズル敗退するのだけは勘弁でっせ!
~ここまでのトータル~
寿人 +63.9
藤崎 +55.0
井出 +42.0
滝沢 +23.1
山井 +11.5
村上 -29.5
直樹 -54.6
新井 -111.4
次 回 予選第9戦
対局者:
新井啓文(-111.4) × 井出康平(+42.0) × 滝沢和典(+23.1) × 藤崎智(+55.0)
今シリーズもいよいよ後半戦に突入し、各者ポイント状況も意識した押し引き、駆け引きがそろそろ出てくることとなるのか?!
割と団子だし、普通にみんな打つだけなのか?!
ちょっともうダメっぽい新井プロの思い出リーチは炸裂するのか?!
乞うご期待!
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