第9回MONDO名人戦 ♯8

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MONDO麻雀プロリーグ 14/15 season

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「第９回モンド名人戦」 予選第８戦

対局者：

森山茂和 × 土田浩翔 × 金子正輝 × 荒正義

実況：土屋和彦　　　解説： 馬場裕一

プレイヤーズ解説： 沢崎誠

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起家～　　荒　　土田　　森山　　金子

東１局、ドラは四萬です。

６巡目、土田が③ｐを重ねてチートイドラ２のテンパイ。７ｓ単騎でヤミ。

同巡、金子からチャーソウが出てきてロン。

前回トップを獲った土田、得意のチートイスタートでこの半荘も制するのか！？

土田　←　金子　　チートイツ・ドラ２　　６４００

東２局、ドラは⑨筒、親は前局アガった土田になります。

３者４トイツとか出来てる中、一人完全なる横で仕上がった荒が先制。１２巡目に平和ドラ２の５-８ｓ待ちで先制リーチ！

結果は、荒の1人テンパイで流局。

東３局、流れ１本場、ドラは六萬、供託が１本残ります。

親番森山が３巡目にくっつきのイーシャンテン。そして６巡目、④⑦ｐ待ちで先制リーチ。

しかしリーチ時点で既に④⑦ｐは山０。

終盤、土田がテンパイを入れ、２人テンパイで流局。

東３局流れ２本場、ドラは３索、供託が２本になりました。

６巡目、ドラを１個持ってのカンチャン待ち聴牌の荒。②④⑥から②を切ってカン⑤ｐに受けてのダマ。

そしてソウズに連続形が出来たところで④ｐ切ってイーシャンテン戻し。

と、ここで、金子がカン三ｍチーしてタンヤオドラ２のイーシャンテンに。

この鳴きで⑧ｐが入った荒。この間合いで、先引っ掛けできたカン⑦ｐ待ちでのテンパイになった。ということは・・・勿論リーチ！

そして⑦ｐを掴んだのは仕掛けを入れている金子、これも勝負に行っての放銃。

荒　←　金子　　リーチ・ドラ１　　2600 は 3200 (+2000)

東４局、ドラは８索。

最初にテンパイが入ったのは金子。ダブ東が暗刻になってのこの形。

５６７東東東⑤五五六七七七八

中膨れシャンポンではこの折角のダブ東暗刻のチャンス手の最終形とするには勿体無いので、ここは打五ｍのテンパイ取らず。３巡目に三ｍを切っているが、四ｍひいての三六九ｍ八ｍならフリテンリーチ上等だし、ソウズの５６７に繋がればそちらの連続形を優先していくでしょうね、ええ、ええ。でも⑥ｐひいて高め三色が一番気持ちいいかな？打点的にはｗ

次巡、ツモ七ｍ。なんと中膨れ一発ツモだったというｗｗｗ　ムリムリムリｗｗｗｗｗ

しかしここは珍しく冷静な金子。熱がることもなく、静かに⑤ｐを切ってフリテンの五八ｍ六九ｍ待ちでリーチ！そういやイーシャンテンでは熱い男だが、テンパイだと静かになるキャラだっけかな？ｗ

９巡目、森山がドラ色のソウズのメンチン三暗刻ドラ１のペンチャッソー待ちでテンパイ。ドラ表待ちと苦しい形ですが、一手変わればメンチンスーアンコまで・・・ざわｗ

しかし金子が九ｍをツモって事なきを得るやーつ。

金子　　ツモ　　リーチ・ツモ・ダブ東　　4000オール

東４局１本場、ドラは⑤筒です。

先制したのは親番金子。平和ドラ１の１４ｓ待ち。高めでタンヤオも。

これに対して動いたのは荒。白を鳴いてのホンイツテンパイ、カン③ｐ待ち。

しかし高め４ｓを掴み、放銃。裏も１枚乗っていたので、まぁどっちでも親満と。

金子　←　荒　　リーチ・タンヤオ・ピンフ・ドラ２　　12000 は 12300

東４局２本場、ドラは九萬。

１段目のダブ東１鳴き仕掛けを入れる金子。ドラもなく、形はまだ苦しい。

②ｐもポンしてまだニ向聴。

だが、最初にテンパイを入れたのはその金子。カン六ｍ待ちの、２９００点のテンパイ。

しかし直ぐさま追いついたのが荒。河に２ｓ３枚並べてのタンピン高め一盃口の５８ｓ待ちでリーチとぶつけていく。さすがに今回の捲り合いは荒が強いか？！

そしてこの山４の待ちを高め一発ツモで跳満に仕上げて見せた荒。強いねぇ～。

荒　ツモ　　リーチ・一発・ツモ・タンヤオ・ピンフ・イーペーコー　　3000･6000 は 3200・6200

南入です。

荒27000　土田24700　森山17300　金子31000

ドラ２の手とか結構入ってたりするんですが、なかなかアガリまで見えてこない森山会長が一人苦しむ感じで、他は平たい感じ。

しかし東発目立ってかた影を潜める浩翔くん、このままずるずる点数を削られていくのか、もう一撃くるのか、注目である。

南１局、ドラは七萬。

４巡目に金子が先制リーチ。役牌雀頭だが、リャンメン待ちでドラのチャーマンも１枚あるので、先制リーチとしては十分でしょう。

しかしアルティマ先生のせいなのか、なんな今日早いリーチが入るの多くね？

終盤、ドラを重ねた荒が追いかけリーチを打つも、結果は流局。

荒、金子、２人テンパイで流局。

南１局１本場、ドラは⑤ｐ。供託が２本あります。

まず動いたのは森山。ドラ色のピンズ染めで中をポン。

①ｐポンしてくっつきのイーシャンテン。

そして③④⑤⑥になりーの、ドラの⑤ｐひき～ので④⑦ｐ待ち聴牌。

そしてツモ②ｐで長考。

ま、まさか、ドラと白のシャンポンで跳満を狙うのか！？さすがアトミック！

と思いきや、ドラの⑤ｐを切っての①④⑦ｐ待ちに取るやーつ。中ホンイツドラ１でもドラ２でも打点は一緒なわけですから、こう受けるのは普通の行為。①ｐポンしているとはいえ、まだ１枚生きてるしね。ただ、そうするなら長考してちゃ～ダメですよね、会長ジーッ

おっと、でもどうとっても結局アガれてなかったねっていう、金子の３本５本でこの局は決着。

金子　　ツモ　　　300・500　は　400・600（+2000）

南２局、ドラは⑨ｐ。土田の親番となります。

金子がテンコシャンコしている間に荒が中ポンのホンイツトイトイ中の白と一ｍのシャンポン待ちテンパイを入れる。高めツモれば倍満まで。

金子もチャー萬単騎でテンパイが入り、土田にもカン⑦ｐ待ちのテンパイが入る。共に役無し。ダマ。

すると直後森山がカン④ｐ入れてリーチ。宣言牌が⑦ｐ。親番土田、これを咎められず。

そしてリーチの現物１枚切れの白を掴む、土田。これが荒の高め跳満で刺さる牌だが、ヤミに構えたのは荒の仕掛けを警戒してなんで、勿論これは止めて降り。

森山、荒、２人テンパイで流局。

南３局、流れ１本場。供託１。ドラはニ萬になります。

最初にテンパイを入れたのは金子。３巡目、役無しドラ無しのカン⑥ｐ待ち。ヤミ。

森山にもホンイツの強烈な手が入っているが・・・

この局を制したのは荒。切れ味鋭い速攻仕掛けで南ドラ１のアガリ。

荒　←　森山　　南・ドラ１　　2000 は 2300 (+1000)

オーラスです。

荒31700　土田21300　森山13600　金子33400

金子が辛うじてトップ目ですが、持ち点を見てください、阪神ファンのみなさま。３３４ですよ、３３４。負けフラグ立っとるがなｗ

南４局、ドラは⑥ｐです。

マンズのメンツ落とししてホンイツ仕掛けを入れる森山、タンヤオ仕掛けを入れる荒、荒のロン牌６ｓを掴み、大長考の金子。⑦ｐを打ってフリテンの５８ｓ受けを残す。

しかし次巡ツモ⑤ｐでテンパイ逃し。ピンズのホンイツの森山に打ちづらくもあるし、荒にも打ちづらい。

うめき声をあげる金子。ひねり出した結論は②ｐ切り。

場が沸騰し切る中、この局を制したのは、マンズ四五五六を全て薙ぎ払い、孤立役牌を４つ抱えていた森山！自風の北暗カンからの嶺上開花！！！！！！！！！

これがアトミック麻雀だああああああああああ！！！！！！！！！！！ドンッ

森山　ツモ　　リンシャン・ホンイツ・チャンタ・北・白　　3000・6000

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【結果】

正義　28700　　+38,7

正輝　27400　　+7,4

茂和　25600　　-14,4

浩翔　18300　　-31,7

なんとこの半荘トップは荒正義。最後金子プロが親っかぶりにより、逆転したんですねぇ～。これはもう今シリーズは荒さんが優勝かな？

この半荘、結局ラスをひいたのは浩翔くん。東１で得意のチートイツをドラ２付きでアガっというのにねぇ～…。そういえば予選の第４戦も東１局にリーヅモチートイの３２００オールあがって、その後放銃０でラスひいてたもんなぁ～。この半荘もまさにその後放銃０でのジリ貧ラス。土田先生は東１局からチートイツあがらない方がいいってことですね、これはｗ