第11回モンド王座決定戦 ♯1

あきらめない奴には、誰も勝てないんだ。

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MONDO麻雀プロリーグ 14/15 season

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「第１１回モンド王座決定戦」第１戦

対局者：

村上淳　×　魚谷侑未　×　山井弘　×　前原雄大

実況：土屋和彦

解説： バビィ　梶やん

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対局始まるまで長っｗｗｗ

謎エコーを駆使したインタビュー部分、エコーはさておきあぁいう盛り上げは気分上がるし嫌いじゃないけど、ちょっと長いっすよねｗ

事前番組みたいなミニ番組組もうぜ、これぐらいの尺使うならｗ

王座決定戦第１戦

起家から　　ガラクタ　　リッチ　　ムッシュ　　シャーク

東１局　　親；前原　　ドラ：⑥ｐ

今期の王座戦、最初にアガリを手にしたのは世界チャンプ、ムッシュ山井。

１２巡目にドラの⑥ｐと發のシャンポン待ちでリーチを掛け、１５巡目に親番前原が２シャンテンから放銃。

リーチ　發　ドラ２　満貫スタート！

「８０００です。」って、この競技の場で「です」って言うてるのは、普段からの仕様？緊張してるからなのか？

満貫アガったものの、まだ何か気負いか何かで堅くなってるような感じがしますねぇ…。

東２局　　親：村上　　ドラ：６ｓ

前局、満貫放銃となった前原にドラ暗刻のチャンス手。さすがエネルギーの塊、一発デカイの打ったぐらいじゃ陰りを見せない。

１１巡目、前原が先制リーチ。三六ｍ待ち。

これを受けて親番村上。先ほどの前原とは違い２シャンテンからリーチに向かうことはせず、１枚切れトイツ持ちの白すら切らず現物を抜き打ち完全ベタオリ。

１５巡目、４枚目となるドラの６ｓをひいて平和高め三色の手でテンパイを入れる山井。残りツモ３回だが、一発オプション、海底オプションが１回目３回目のツモ抽選には付いてくる！

山井の待ち、②⑤ｐは高め⑤ｐが２枚、安め②ｐが１枚生きている！

そして「これが世界のツモ力だ！」と言わんばかりの豪快な一発ツモ！！！

しかも、薄い方の②ｐをねｗ　てか、やっぱりツモる時の手つきとか、緊張というよりはまだちょっと興奮が抑え切れていない感じなのかなぁ～？

リーチ　一発　ツモ　ピンフ　ドラ　　2000･4000（+1000）　　世界のムッシュ、連続の満貫アガリでロケットスタートに成功！

東３局　　親：山井　　ドラ：８ｓ

配牌３面子完成している魚谷。ピンズの２面子も繋がっており、マンズの１面子部分も４連形。ドラが無くて高くなるかは浮き牌の４ｓに５ｓ６ｓひいての三色同順、ピンズが下伸びでの一気通貫、⑨ｐを⑥ｐか③ｐかにスライドさせてのタンピン、もしくはドラを２枚ひいてのドラヘッド、といったところが鍵。

まぁこの手で無理くり満貫を狙うよりは、メンピンツモ裏１の１３・２６を自然な形でアガれれば十分か。

しかし、３巡目。村上が急所のドラ表カンチャーソウを引き入れ、手牌がグッと引きしまり、平和ドラのリャンメン×２のイーシャンテン。こっちの方が早いか！？

と思いきや、先制リーチを掛けたのは・・・　　親番、山井弘！

中ヘッド、ドラ１あってのカンパーピン待ちで、カンチャンテンパイ即リー打法！「状態仕上がってますから！ｷﾘ」という心の声が聞こえてきそうだーー！！！

おぉっと、しかし直後魚谷。ドラの８ｓ重ねて、高め三色の平和テンパイ３６ｓ待ち。３ｓは現物だが、欲しいのは６ｓで、６ｓはドラまたぎの６-９ｓが親リー相手に出る牌じゃないし、巡目もまだあるし、しっかりリーチ掛けるべき勝負手だ！

六ｍ切ってリーチといく魚谷侑未！！！

・・・・え、ろ、ろ、ローワン(-_＼)(/_-)三( ﾟДﾟ)

まぁ三色は左右でブレる形とはいえ、メンピンドラ２で打点十分とはいえ、３巡目にニｍ切ってる山井プロの河相手に、ペン三ｍとかカン三ｍとかそこまでケアしますか…マジか…。

高めでのアガリ１２０００、高めツモ裏１の4000･8000を放棄するほどのものかね…それマジ・・・？

同６巡目、村上。六ｍを引き入れ、平和ドラ１の①④ｐ待ちで３軒目となる追いかけリッチ！

そしてその村上のロン牌①ｐを一発で掴む山井

村上「ロォン！」　　リーチ　一発　ピンフ　ドラ　8000。

満貫アガって、満貫アガって、満貫振って、ムッシュは満貫が大好きなんですねニコちゃん

しかしこの局なぁ～魚谷プロが六ｍじゃなくて三ｍをノータイムで切って追いかけリーチにいってれば、山井プロが掴んでたのが①ｐじゃなくて６ｓになってたのになぁ～惜しかったなぁ～…。　←いや、ねーからｗ

東４局　　親：魚谷　　ドラ：三ｍ

高めドラの三六ｍ待ちでリーチを掛ける親番魚民。中暗暗刻の２５ｓ待ちで追いかけリーチを打つ前原。この３着目４着目の２軒リーチが入る中、１１巡目、山井にもテンパイが入る。

北北北三六七八八九九⑦⑧⑨　ツモ八

自風の北暗刻、ドラの三ｍへのくっつきでのテンパイが欲しいところだったが、ドラが余る形でのこのテンパイ。北の暗刻落としで降りるのか、九ｍトイツ落としでもう一周回るのか、この２軒リーチに無筋のドラを切って勝負といくのか。

攻める姿勢を貫くと最初から心に決めて参戦したムッシュは、ここでも損得ではなく、「この王座戦は最後まで戦い続けるんだ！」という意思を示すべくドラを叩き切ってリーチ！

その三ｍを切る感じから、リスキーな勝負とは重々承知の上での三ｍ切り。しかしこれを通してくれるほど甘いメンツではなく、親の魚谷に刺さり、リーチ　ピンフ　オモウラ　の１２０００。

損得勘定でこのドラ切りがどうなのか知らんが、このぐらい熱い麻雀の方がボクは好きですけどね、ええ、ええ。

東４局１本場　　親：魚谷　　ドラ：８ｓ

６巡目、平和高めタンヤオの１４ｓ待ちでテンパイの村上。即リッチで即ツモ。しかし安めツモ裏無しの１３００・２６００は１４００・２７００。まぁこんだけ簡単にアガれるなら十分だよねｗ

ここまでの点数状況は、

前原11,6　　村上36,5　　山井19,6　　魚谷32,3

一発出アガリと一発ツモのアガリニ発で村上がトップ目に立ち、東場を終える。

南１局　　親：前原　　ドラ：５ｓ

平和テンパイ一四ｍ待ちをヤミに構える山井。村上から出アガリ１０００点。ラス目の前原の親番を流す。

南２局　　親；村上　　ドラ；北

四五五３５④⑤⑤⑦⑧⑨發發

この手格好で、４巡目に魚谷から切られた２枚目の發をスルー。

ドラ無しだとメンゼンで高くなる為の有効牌はかなり少ないだけに、親の下家で捌きに動いても悪くはないでしょうが、山井プロの選択は３４５に照準を合わせつつ、この手はメンゼンリーチを目指す。理想通り伸びれば攻め、よれたら受け、そんなバランスか。

８巡目、タンヤオも三色もよれた平和テンパイの前原。先制リーチ。２５ｓ待ち。

１０巡目、５ｓをツモアガッての７００・１３００。打点は安いがまずはツモアガれて一安心か。

南３局　　親：山井　　ドラ：５ｓ

仕掛けを入れていた山井、魚谷の２人テンパイで流局。

南３局１本場　　親：山井　　ドラ：１ｓ

山井のテンパイ打牌四ｍをチーして一二三七八八八九中中のテンパイを入れる魚谷。

中を掴んだ山井がこれもツモ切り、中・ホンイツ・イッツーの８０００は８３００の放銃。

南４局　　親：魚谷　　ドラ：⑦ｐ

前原12,8　　村上32,7　　山井13.1　　魚谷41,4

タンヤオ一盃口テンパイの前原。着順ＵＰにはダマでＯＫなところを、突如１巡回してリーチを掛ける。

南暗刻の村上、直後にテンパイが入り、ドラの⑦ｐ待ちで追いかけリーチ。満貫アガればトップへ。

この２軒リーチに対し、前原のロン牌７ｓが浮いてる山井。前巡、６ｓ７ｓのリャンメン部分を第一打に８ｓを切っててフリテンとなりうるターツであっただけに払いにかかり、そこで７ｓを打っていれば同じラスでも２６００で済んでいた放銃を、大好きな満貫にする為に６ｓから切り出すあたり、にくい演出ですねぇ～ｗ

リーチ・一発・タンヤオ・一盃口　８０００

裏ドラ南、村上プロに暗刻だった牌ですねぇ…。山井プロが「最後まで残らなければフリテン部分もフリテンにはならない」と６ｓ７ｓは残していれば、どういう結末を迎えていた局だったんでしょうか。

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【第１戦結果】

魚谷　　41400　　【+51,4】

村上　　31700　　【+11,7】

前原　　21800　　【-18,2】

山井　　 5100　　【-44,9】

２局で満貫２回アガった山井プロ。その後のアガリは平和のダマの１０００点１回。一方放銃は満貫３回。この砕け散り方は並のメンタルでは「やっちまった感」を引きずって次戦以降もベストパフォーマンスは出来なくなりそうですが、普段からノーブレーキ麻雀で放銃耐性も付いてる山井プロならきっと大丈夫でしょう…きっとね。

山には残っていなかった７ｓでアガれてラス回避できた前原プロ、村上プロの逆転手が脇移動で阻止してくれトップ逃げ切り出来た魚谷プロ、この山井プロに助けられた２人が次週はツイて、ある種山井プロにチャンスを潰された村上プロが次週苦しむ展開になるんでしょうかね？ガレナー的にはてへぺろっ